エッセイ

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061.『ドライビング・ミス・デイジー』作:アルフレッド・ウーリー 2019.02.18 アメリカ現代演劇

 アメリカの劇作家、アルフレッド・ウーリーの作で、1987年にはアメリカで最も権威ある文学賞のピューリッツァー賞を受賞、1989年にはジェシカ・ダンディとモーガン・フリーマンの出演で製作された映画化され、アカデミー賞を受賞した作品だ。

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060.『ら抜きの殺意』作:永井 愛 2019.02.04 現代演劇

「今時の若い者は…」という言葉は、古代ギリシャから使われていたとは有名なエピソードだ。同時に、「言葉の乱れ」も同様の問題で、現在でもファミリーレストランでのマニュアルに添った言葉遣いなどが指摘されることが多い。

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059. 『不知火検校』(しらぬいけんぎょう)作:宇野 信夫 2019.01.28 新歌舞伎  

058.『たぬき』作:榎本滋民(えのもと・しげたみ) 2019.01.21 商業演劇

 明治から昭和の初期にかけて、「八丁荒らし」の異名を取った女芸人・立花家橘之助(たちばなや・きつのすけ、1866~1935)。子供の頃からの寄席芸人で、8歳で真打という天才の片鱗を見せた。まだ、東京に寄席が100軒以上あった時代の事だが、橘之助が出ると、周囲八丁の寄席から客がいなくなる、と言われたのだ。一丁とは今の単位で100メートルちょっと、周囲800メートル四方の観客を奪うほどの人気があった、ということだ。寄席で「トリ」と呼ばれる最後の高座は落語、と決まっているが、例外として女芸人でトリを取ったことからも実力の程がわかる。 続きを読む

057.『ウーマン・イン・ブラック』作:スーザン・ヒル 2018.06.04

 「ゴシック・ホラー」と呼ばれる文学などの体系があり、好む読者も多い。神秘的・幻想的な題材を含む小説が1700年代後半からイギリスで流行し、「ゴシック小説」として広がりを見せ、その一部の恐怖・怪談小説などが「ゴシック・ホラー」として広がったものだ、と考えるのが一般的だろう。今、ホラー小説と呼ばれている作品群の源流である。 続きを読む

056.『摂州合邦辻』(せっしゅうがっぽうがつじ)2018.05.28 古典歌舞伎

 安永2(1773)年に大坂の人形浄瑠璃で初演され、歌舞伎に移した作品。後妻に入った家で後継ぎを巡る争いが起きており、義理の仲ではあるが息子の俊徳丸を助けるために、偽りの不義の恋を仕掛け、顔の様相が変わる毒酒を呑ませた玉手御前。実家へ帰った玉手は、真実の狙いを隠し、俊徳丸への恋心を得々と述べる。人の道にも女の道にもはずれたと、今は小さな庵室にいる父の合邦は怒り狂い、思わず玉手を刺す。苦しい息の中、玉手が語った真実とは…。 続きを読む

私が選んだ100本 055.『あ・うん』作:向田邦子 2018.05.21

 1981(昭和56)年8月22日、台湾での飛行機墜落事故により51歳でその生涯を閉じた、というニュースは衝撃的だった。その前年には、本業の脚本以外に短編小説の連作シリーズで第83回直木賞を受賞し、ここで紹介する『あ・うん』をはじめ『阿修羅のごとく』など、破竹の勢いとも言える快進撃のさなかに、ふっと眼の前から消えてしまった。潔すぎるほどに。 続きを読む

「追悼 星由里子さん」

「追悼 星由里子さん」

 前日に、歌手の西城秀樹の訃報が全国を駆け巡り、一世代上のヒーローの死去にショックを受けていた翌朝、女優の星由里子さんが74歳で「急逝」のニュースが飛び込んで来た。身体を悪くしているという話が公表されていなかっただけに、そのショックは前日の西城秀樹とはまた違った感覚と得も言われぬ喪失感と寂しさが襲った。 続きを読む

私が選ぶ100本 054.『芸阿呆』作:安藤鶴夫2018.05.14

 昭和の中期に活躍した演劇評論家で小説家でもあった安藤鶴夫(1908~1969)。姓名を略して「あんつる」と呼ばれたり、喜怒哀楽の変化が激しかったために「感動する夫」ともじられたりもして親しまれた一方、対象とする相手の好き嫌いが激しく、それを問題とされることもあった。自身が義太夫の太夫の息子であったことから、義太夫への愛着も深く、三代目竹本大隅太夫(1854~1913)にまつわるエピソードを語り風にしたのがこの『芸阿呆』だ。相方で三味線を勤めていたのが名人と呼ばれた二代目豊澤團平(1828~1898)で、二人の物語を中心に、芸の世界の苛烈な生き方を描いたものだ。 続きを読む

私が選んだ100本 053.『花咲くチェリー』作:ロバート・ボルト 2018.05.07

 人には誰しも「夢」がある。叶えられるかどうかの問題ではなく、夢を叶えようとする意欲が大切なのだ、とも言う。生き難い現代社会の中で、「これだ」という夢を持ち、そのために邁進し、努力を重ねるのは容易なことではない。しかし、我々の長い歴史の中で、もっと厳しい時代はいくらもあったはずで、「夢」を見たり持てたりするだけでも幸福だ、と思わなければいけないのかもしれない。 続きを読む

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