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058.『たぬき』作:榎本滋民(えのもと・しげたみ) 2019.01.21をアップしました!

演劇批評

「テュルク世界の大いなる遺産」2018.11.20 めぐろパーシモンホール

 「音楽は神と子供の領域である」と言ったのは誰だったろうか。言葉のやり取りが必要ないという点では、どこの国の音楽も楽しむことができる。そういう意味では、「世界の音楽はすべての人々のものだ」とも言えよう。 続きを読む

エッセイ

058.『たぬき』作:榎本滋民(えのもと・しげたみ) 2019.01.21 商業演劇

 明治から昭和の初期にかけて、「八丁荒らし」の異名を取った女芸人・立花家橘之助(たちばなや・きつのすけ、1866~1935)。子供の頃からの寄席芸人で、8歳で真打という天才の片鱗を見せた。まだ、東京に寄席が100軒以上あった時代の事だが、橘之助が出ると、周囲八丁の寄席から客がいなくなる、と言われたのだ。一丁とは今の単位で100メートルちょっと、周囲800メートル四方の観客を奪うほどの人気があった、ということだ。寄席で「トリ」と呼ばれる最後の高座は落語、と決まっているが、例外として女芸人でトリを取ったことからも実力の程がわかる。 続きを読む